画像:CORA / PIXTA(ピクスタ)
多くの人たちが住むマンションでは、思いもよらない珍事件が起こることもしばしば。今回は、国内外で起こったお騒がせ事件・驚きの救出劇などのエピソードを集めてみました。
珍事件簿その1「76歳のスパイダーマン」
画像:Sergey Nivens / PIXTA(ピクスタ)
2018年に大阪で実際に起こった事件。マンションの壁を素手でよじ登って室内に侵入し、現金を盗んだ男が逮捕されました。
男は50年ほど前からマンション上階の部屋に忍び込んでは盗みを繰り返していたようで、ベランダの手すりなどを素手でつかんで登り、施錠されていない部屋を物色して回っていたことから、捜査員らの間で「元祖クモ男」と呼ばれていたそうです。
驚くのはその年齢。なんと76歳のおじいちゃん(2018年当時)。末裔や継承者がいないことを願います。
珍事件簿その2「4歳の子どもを救うスパイダーマン」
一方こちらは、善良なスパイダーマンの話。2018年にフランスのパリで起こったとある救出劇です。市内にあるマンションの4階ベランダで、子どもがぶらさがっているのを人々が見つけて大騒ぎに。
そのときの様子を、マンション下で見守るパリジェンヌが撮影していました。
人々が何もできない中、一人の男性が1階から2階へとベランダをつたってよじ登り、今にも落ちそうな4歳の男の子のもとへ。4階のベランダまで一気に到達すると、その力強い腕で男の子を救い上げ、無事に救出。
その様子はSNSでフランス中に拡散し、子どもを救った男性は一躍ヒーローとなり、マクロン大統領と会談するまでに至ったそうです。
珍事件簿その3「ニシキヘビだけじゃない!」
画像:ufabizphoto / PIXTA(ピクスタ)
今年の5月、神奈川県横浜市のアパートで、ペットとして飼われていた巨大ヘビが逃げ出した事件。過去には似たような危険生物による事件が、大阪のマンションで発生していました。
2005年、大阪府豊中市のマンション2階に住む住人から、「家の中にサソリがいる」と110番通報が。警察が駆けつけると、部屋には体長約15㎝のサソリが動いており、バケツをかぶせて捕獲したそうです。
捕まったサソリはアフリカなどに生息する「ダイオウサソリ」だったそうで、毒性は弱いものの刺されると腫れるのだとか。幸い住人にケガはなかったそうですが、マンションの一室でペットとして飼育されていたものが逃げ出したようです。
珍事件簿その4:死んでいると思われた?
画像:germanopoli / PIXTA(ピクスタ)
コロナ禍らしいマンション珍事件がネットで紹介されていました。都内のマンションに住んでいるというAさん。ある日の昼ごろ、自宅にマンションの管理人と警察官が訪ねてきたそうです。
突然の警察官の来訪、驚きますよね。
理由を聞くと、Aさんの郵便ポストに3週間分の新聞や郵便物が溜まっていたため、不審に思った管理人が生存確認のために来てくれたそうです。コロナの影響で外出自粛とリモートワークが続き、郵便物を取りに行かずにいたために起こった珍事件だったとか。(参考:Yahoo!知恵袋「今日、ちょっとした珍事件がありました。」より)
決して他人事じゃない!?事件や事故を招かないために
窓の施錠をし、防犯対策をしっかりしていれば、「元祖クモ男」や「サソリ」が侵入してくることはなかったかもしれません。
小さな子どもやペットがベランダに出ないように対策していれば、その命を危険にさらすことなく、周囲にも迷惑をかけずに済んだかもしれません。
たとえ面倒でも、郵便物を取りにロビーへ行き、管理人と挨拶を交わしていれば、警察が来ることもなかったでしょう。
滅多に起こり得ない珍しい事件は、日々の暮らしのちょっとした不注意で、簡単に起こり得る珍事件へとつながるのかもしれません。
本当にあった!?国内・海外のマンション珍事件簿(1)マンションゆえに起こり得る珍事件4選
多くの人たちが住むマンションでは、思いもよらない珍事件が起こることもしばしば。今回は、国内外で起こったお騒がせ事件・驚きの救出劇などのエピソードを集めてみました。
珍事件簿その1「76歳のスパイダーマン」
2018年に大阪で実際に起こった事件。マンションの壁を素手でよじ登って室内に侵入し、現金を盗んだ男が逮捕されました。
男は50年ほど前からマンション上階の部屋に忍び込んでは盗みを繰り返していたようで、ベランダの手すりなどを素手でつかんで登り、施錠されていない部屋を物色して回っていたことから、捜査員らの間で「元祖クモ男」と呼ばれていたそうです。
驚くのはその年齢。なんと76歳のおじいちゃん(2018年当時)。末裔や継承者がいないことを願います。
珍事件簿その2「4歳の子どもを救うスパイダーマン」
一方こちらは、善良なスパイダーマンの話。2018年にフランスのパリで起こったとある救出劇です。市内にあるマンションの4階ベランダで、子どもがぶらさがっているのを人々が見つけて大騒ぎに。
そのときの様子を、マンション下で見守るパリジェンヌが撮影していました。
人々が何もできない中、一人の男性が1階から2階へとベランダをつたってよじ登り、今にも落ちそうな4歳の男の子のもとへ。4階のベランダまで一気に到達すると、その力強い腕で男の子を救い上げ、無事に救出。
その様子はSNSでフランス中に拡散し、子どもを救った男性は一躍ヒーローとなり、マクロン大統領と会談するまでに至ったそうです。
珍事件簿その3「ニシキヘビだけじゃない!」
今年の5月、神奈川県横浜市のアパートで、ペットとして飼われていた巨大ヘビが逃げ出した事件。過去には似たような危険生物による事件が、大阪のマンションで発生していました。
2005年、大阪府豊中市のマンション2階に住む住人から、「家の中にサソリがいる」と110番通報が。警察が駆けつけると、部屋には体長約15㎝のサソリが動いており、バケツをかぶせて捕獲したそうです。
捕まったサソリはアフリカなどに生息する「ダイオウサソリ」だったそうで、毒性は弱いものの刺されると腫れるのだとか。幸い住人にケガはなかったそうですが、マンションの一室でペットとして飼育されていたものが逃げ出したようです。
珍事件簿その4:死んでいると思われた?
コロナ禍らしいマンション珍事件がネットで紹介されていました。都内のマンションに住んでいるというAさん。ある日の昼ごろ、自宅にマンションの管理人と警察官が訪ねてきたそうです。
突然の警察官の来訪、驚きますよね。
理由を聞くと、Aさんの郵便ポストに3週間分の新聞や郵便物が溜まっていたため、不審に思った管理人が生存確認のために来てくれたそうです。コロナの影響で外出自粛とリモートワークが続き、郵便物を取りに行かずにいたために起こった珍事件だったとか。(参考:Yahoo!知恵袋「今日、ちょっとした珍事件がありました。」より)
決して他人事じゃない!?事件や事故を招かないために
窓の施錠をし、防犯対策をしっかりしていれば、「元祖クモ男」や「サソリ」が侵入してくることはなかったかもしれません。
小さな子どもやペットがベランダに出ないように対策していれば、その命を危険にさらすことなく、周囲にも迷惑をかけずに済んだかもしれません。
たとえ面倒でも、郵便物を取りにロビーへ行き、管理人と挨拶を交わしていれば、警察が来ることもなかったでしょう。
滅多に起こり得ない珍しい事件は、日々の暮らしのちょっとした不注意で、簡単に起こり得る珍事件へとつながるのかもしれません。
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