2021.09.07

実践ベランダガーデニング・基本のき――その1・鉢と土選びの基礎知識【後編】

「鉢」「土選び」と順に学んできた鉢と土選びの基礎知識。【後編】では、選んだ鉢と土を使って、実際に「植え込み」をしてみましょう。育苗用ポットなどに入った苗や植物を、鉢やプランター、花壇に植えることを「植え込み」(または「植えつけ」)といいます。引き続き、『The Farm UNIVERSAL CHIBA』マネージャーの海老沼賢さんに教えていただきます。

教えてくれた人:海老沼賢さん

『The Farm UNIVESAL CHIBA』マネージャー。同店は、2016年3月18日に千葉・稲毛にオープン。「全ての人が楽しめる植物の楽園」をコンセプトに、約3500㎡の敷地の中には、大きな庭木や季節の花苗、観葉植物、珍しい多肉植物など、たくさんの植物が。同時に、植物を楽しむためのツールやスポット、緑に囲まれたカフェなどがあり、大人から子供まで植物を愉しむためのガーデンセンターとなっている。

実際に植え込んでみよう!

――植え込みの手順や、どのくらい土を入れたらいいのかなど、初めてだと勝手がわからないことがたくさんあります。

そうですね。では実際に、人気のある樹木の一つオリーブの木を植え込んで手順を紹介しましょう。初心者が覚えておいた方がいいポイントも合わせてお伝えします。鉢は1〜2回り大きいものを選びましょう

ひと回り大きな鉢を選び、実際にオリーブを植え込んでみる。

植木鉢の底に鉢底ネットを入れます。

キッチンネットなどで大丈夫。土が穴からこぼれていかないようにします。

①の上に数㎝、軽石(鉢底石)を入れます。

多孔質な軽い石です。通気性や水はけをよくすると同時に、下からの害虫も防ぎます。

ポットから植物を取り出す。

一方の手で茎を持ち、もう一方の手でポットの縁を叩いて取り出します。

植木鉢に植物を入れ、まわりの空間にスコップで土を入れていきます。

低ければ下に培養土を追加して、鉢土の上面の高さを合わせます。

入れた土を、棒や手で極力固く押し込んでやります。沈み込んだ分さらに土を入れ、同様のことを二回ほど繰り返します。

土を固める感覚で、それによって比重も下に行きます。

下から水が出るまでたっぷり水を通してやります。

水やりで土が下がったらさらに土を足します。

――かなりしっかり土を押し込んでやる感覚ですね。

実はそこが大事なポイントなんです。根っこがぐらつくようではNGで、ゆるゆるだと新しい根が切れたりします。また、風などでぐらついて斜めになったりする原因にもなります。ちゃんと踏ん張りが効くように、しっかりと土を入れてやることが大切です。用土を入れたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと水を通してやるのも忘れないでください。

「ベランダガーデニングで癒しの空間を!何から始める? この春からのスタート【前編】」はこちら

「ベランダガーデニングで癒しの空間を!何から始める? この春からのスタート【後編】」はこちら

「実践ベランダガーデニング・基本のき――その1・鉢と土選びの基礎知識【前編】」はこちら

「実践ベランダガーデニング・基本のき――その1・鉢と土選びの基礎知識【中編】」はこちら

【取材協力】

the Farm UNIVERSAL CHIBA

http://the-farm.jp/chiba/

取材・文/池田一郎(pampero)

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