2021.08.28

家庭で食品ロスを防ぐ食材保存術  <2>100均の「ベジタブルフレッシュキーパー」を試してみた

毎日の食卓に欠かせない「キャベツ」や「レタス」などの葉物野菜。どちらも水分量が多いため、比較的傷みやすい野菜とされています。100均グッズなどを使った、鮮度を保つ術を紹介します。

長持ちさせるコツは成長を止めること!

葉物野菜は収穫した後も、芯にある「成長点」が細胞分裂をし続けるという特徴があるそうです。つまり、例え冷蔵庫の中でも野菜は成長を続けようと、葉の部分から栄養を集め続けるということ。これが鮮度が落ちる原因のひとつといわれています。

だったら話は簡単です。鮮度を保つには、野菜の成長を止めれば良いだけ。そのためにやることは「成長点」を壊すことなのです。

野菜によって「成長点」の場所は少しずつ違いますが、基本的には芯の部分です。ただしトマトやナス、キュウリといった種があるもの、メロンやスイカのような果実的な野菜には「成長点」はありません。

素手で叩いて成長点を壊す方法

では、野菜の成長点を壊すにはどうすれば良いのでしょうか?

ひとつ目は、野菜を叩いて芯を取る方法。

レタスの芯は、衝撃を与えるとキレイにくり抜けるのをご存知ですか?レタスの芯を上に向けて置き、手で芯を思いっきり叩くと切れ目が入ります。そして芯を回して抜き取ると、キレイにくり抜けます。

ふたつ目の方法は、キャベツなどの硬い芯に包丁で切れ込みを入れたり、包丁で芯を丸ごとくり抜いたりする方法です。切れ込みを入れたところやくり抜いたところに、水分を含ませたキッチンペーパーなどを詰め、野菜の乾燥や劣化を防ぐ方法もあります。

ただし、切ったりくり抜いたりしたところから酸化が進み、傷んでしまうこともあるようです。また、詰め込んだキッチンペーパーはこまめに変えないと、菌の繁殖につながる可能性があります。

爪楊枝を指して成長点を壊す方法

キャベツやレタスの芯に爪楊枝を刺して「成長点」を止める方法もあります。ただし、やったことがある人は分かると思いますが、芯が硬いので意外と刺さりません。大切なのは奥までしっかりと刺すこと。そして3本の爪楊枝で三角形を描くように刺すことで、ほど良く成長が阻害されます。

逆にたくさん刺し過ぎると、「成長点」が大きくダメージを受けてしまい、傷みやすくなるそうです。

100均グッズを使って、野菜の成長を止めてみた

ほど良く「成長点」を壊すのに最適なのが、100均ショップなどで売っている「ベジタブル フレッシュ キーパー」。私が買ったのは持ち手部分がネコを模した「黒」と「白」の2種類。

早速、買ってきたばかりのレタスの芯に刺してみたところ、爪楊枝よりもずっと簡単に刺すことができました。しかも可愛い♪

比較するために何もしていないレタスも用意し、それぞれビニール袋に入れて冷蔵庫で保存。1週間後の様子を見てみました。

↓袋に入れて冷蔵庫で一週間後

ん? そんなに変わってない?(汗

パッと見では、そこまで大きな変化は見られませんでしたが、よく見ると、やはり何もしない方は葉っぱがくたびれて、新鮮さが失われた印象。一方、「ベジタブル フレッシュ キーパー」を刺したレタスの葉は縁の方も瑞々しさが保たれています。

ちなみに、赤い筋の正体は「ポリフェノール」。空気に触れたことで酸化が進んでいる証です。

キッチンペーパーや新聞紙などでレタスを包んで乾燥を防ぎ、フリーザーバッグや鮮度保持袋なども併用し、もっと上手に保存すれば2週間以上は持ちそうですね!

最近は鮮度保持袋も100均ショップで売っています。興味ある方は、ぜひお試しください。

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