2021.08.20

ラク家事の基本は「ゴールデンゾーン」(3)子ども部屋は“身辺自立”できる配置に

画像:Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)

子どもが「自分で片付けられる=身辺自立できる」部屋にするためには、子どもの目線を意識した「ゴールデンゾーン」に収納スペースをつくることが大切。二人の子どもの子育てに奮闘するアラフォーママが実践した収納アイデアをご紹介します。

子ども部屋の「ゴールデンゾーン」は、子どもの腰から目線の位置まで

画像:つむぎ / PIXTA(ピクスタ)

「身辺自立」とは、洋服を着たり、歯を磨いたりといった日常生活に必要なことを自分ひとりでできること。子どもたちが幼稚園に入園したとき、一番に言われた言葉です。そして、その幼稚園の収納を真似たのが、我が家の子ども部屋。子どものゴールデンゾーンの考え方の基本は「身辺自立」にあると思います。

子ども部屋の収納を考えるときは、子どもの身長を目安にしましょう。収納する入れ物は、小さいうちは、汚しても壊しても惜しくないものを用意するのがいいと思います。

我が家では、カラーボックスなど腰の高さくらいの棚をいくつか並べて置き、ここにはバッグ、ここにはおもちゃ、棚の上には帽子などと、一緒に置く場所を決めていきました。そうすれば、親は、子どもが出し入れしやすい物の置き場所が分かりますし、子どもは自分で物の置き場を決めることができます。

毎日使うおもちゃは、大きさごとに分けていくつかの箱に入れると探すのがラクになります。

絵具やクレヨン、鉛筆など書くもの、ハサミやのりなど工作に使うものなどは浅い引き出しに並べて見えるように入れましょう。そこに「戻っていない」ことが見た目で分かります。片付けやすいよう見た目にシンプルにするのが、子どもが自分で片付けできるようになるコツです。

クローゼットに吊るす衣服は、つっぱり棒を使って2段に

画像:Adrinn15 / PIXTA(ピクスタ)

逆に、ゴールデンゾーンから外すものを考えてみましょう。季節外の服や節句人形などは、子どもに触られたら困りますね。それらはクローゼットの一番上など、ぜったいに手が届かないところに置けば安心です。

クローゼットは、子ども部屋にあるものでも大人仕様のものがほとんど。備え付けのハンガーポールに洋服をかけても、小さな子どもは手が届きません。

これを子どもの手が届くようにするには、つっぱり棒と80cm〜100cmほどのチェーン、S字フックをホームセンターなどで入手し、ハンガーポールから吊るして「子ども用の洋服掛け」を作ります。

子どもがふだん着る服は、自分でも取れるように「子ども用の洋服掛け」に掛け、季節外の洋服は大人用のハンガーポールに吊るしておいて、季節の変わり目に大人が衣替えしてあげるとよいでしょう。

子ども用の洋服掛けは、子どもの背が伸びるにつれて、チェーンを調節し高くしていきます。

カラーボックスを使った収納や、クローゼットの衣類の収納ができるようになり、衣替えや季節のものの出し入れの様子を見て成長すれば、子どもたちもいずれ自分で考えてできるようになります。

子どもの成長に合わせて一緒に考えて、片付け上手な親子になれたらいいですね!

「(1) 子育て世帯のキッチン収納術」はこちら

「(2)マンションの省スペース玄関収納術」はこちら

文/永井祐子

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