買っておいたジャガイモやタマネギから芽が出たり、いつの間にか腐っていたりして困った経験はありませんか。食材が傷みやすいこの時期に役立つ、100均で買える保存袋を紹介します。
ジャガイモは常温保存がおすすめ!でも芽は危険!
ジャガイモやタマネギは常温保存に向いた食材といわれています。ジャガイモは冷蔵庫などで保存すると低温障害を起こす場合があり、傷みやすくなるといわれています。
湿度が大敵とされるタマネギは、湿度が高めに設定された冷蔵庫の野菜室などに入れておくと、早く傷みがちなのだとか。
また、冷蔵保存したジャガイモは糖の濃度が高まり、体に有毒なアクリルアミドが生成されやすくなります。近年の研究では、冷蔵ジャガイモを油で揚げたり高温で焼くとアクリルアミドの発生が高まることが分かっていますのでジャガイモは常温保存をおすすめします。
とはいえ、ただダンボールに入れて常温保存しておけば良いわけではありません。
例えば、ジャガイモやタマネギを置いておくと自然に出てくる芽。タマネギは単に成長し過ぎて味が悪くなる程度ですが、ジャガイモの芽は危険です。
なぜなら、ジャガイモの芽や皮には「ソラニン」や「チャコニン」と呼ばれる天然毒素が含まれているからです。これらの部分をしっかりと取り除く必要があり、農林水産省のページでも注意喚起を行っています。
※農林水産省「ジャガイモによる食中毒を予防するために」
100均の「野菜保存バッグ」を買ってみた
ジャガイモの芽が出ないように、タマネギが傷まないようにするためには、「①温度が高くない」「②風通しが良い」「③光が当たらない」場所に保存するのが鉄則です。
台所や玄関などの片隅にダンボールを置き、新聞紙にくるんだジャガイモやタマネギを詰め込んでいる人も多いのではないでしょうか? でも、それではせっかくなら、もっと機能的に、もっとオシャレに保存したいですよね。
100円ショップの台所用品コーナーには、野菜の保存用バッグが売られています。網状の手提げ袋のようなもの、エコバッグに似た形状のもの、そして厚手の不織布素材を使った袋や、「ジュート」と呼ばれる麻袋など。今回はジャガイモやタマネギの保存に最適な、不織布素材(写真下)と麻の袋(写真上)をそれぞれ買ってみました。
意外としっかりしていてビックリ!
不織布素材の方は、ベージュの優しい色合いのチェック柄に、ジャガイモとタマネギのイラストがそれぞれ書かれていて可愛らしいです。
大きさは縦25cm×横20cmほど。中には7~9個のジャガイモやタマネギを入れることができました。生地は思ったよりもしっかりしていて丈夫。重さ1~2kgの野菜を入れられるようです。
目が細かいので中の土や皮が床に落ちる心配もありません。巾着袋仕様なので吊るして使うこともでき、見た目もチャーミングです。
麻の質感がすごく良い!
「JUTE(ジュート)ベジタブルストッカー」と書かれた袋は、縦30㎝×横25㎝のMサイズと、縦35㎝×横30㎝のLサイズの2種類。いずれも英字のプリントを施したオシャレなデザインです。
「JUTE(ジュート)」とは、黄麻のこと。通気性が良く遮光も抑えてくれます。ジャガイモの芽は蛍光灯の光でも成長するため、こうした袋に入れておくと安心です。また、麻なので丈夫な上、焼却しても有害物質は出ないので地球環境にも優しく、土に還る自然素材なのでサスティナブルな今の社会にもぴったり。ただし、生地の目が粗いのでジャガイモに付いた土が床に落ちるのは気になるところです。
オシャレに保存して美味しく食べる
必要な量を必要な分だけ購入し、早く使い切ることに越したことはありません。それでも、人からいただいたり、安売りで多めに買ったりしてしまうのは仕方のないこと。ジャガイモもタマネギも最適な状態で保存すれば、常温でも1カ月以上はもつといわれています。
工夫して且つおしゃれに保存して、最後まで美味しく食べてあげましょう。
食品ロスを減らす食材保存術 <1>100均のベジタブルストッカーがオシャレで優秀
買っておいたジャガイモやタマネギから芽が出たり、いつの間にか腐っていたりして困った経験はありませんか。食材が傷みやすいこの時期に役立つ、100均で買える保存袋を紹介します。
ジャガイモは常温保存がおすすめ!でも芽は危険!
ジャガイモやタマネギは常温保存に向いた食材といわれています。ジャガイモは冷蔵庫などで保存すると低温障害を起こす場合があり、傷みやすくなるといわれています。
湿度が大敵とされるタマネギは、湿度が高めに設定された冷蔵庫の野菜室などに入れておくと、早く傷みがちなのだとか。
また、冷蔵保存したジャガイモは糖の濃度が高まり、体に有毒なアクリルアミドが生成されやすくなります。近年の研究では、冷蔵ジャガイモを油で揚げたり高温で焼くとアクリルアミドの発生が高まることが分かっていますのでジャガイモは常温保存をおすすめします。
とはいえ、ただダンボールに入れて常温保存しておけば良いわけではありません。
例えば、ジャガイモやタマネギを置いておくと自然に出てくる芽。タマネギは単に成長し過ぎて味が悪くなる程度ですが、ジャガイモの芽は危険です。
なぜなら、ジャガイモの芽や皮には「ソラニン」や「チャコニン」と呼ばれる天然毒素が含まれているからです。これらの部分をしっかりと取り除く必要があり、農林水産省のページでも注意喚起を行っています。
※農林水産省「ジャガイモによる食中毒を予防するために」
100均の「野菜保存バッグ」を買ってみた
ジャガイモの芽が出ないように、タマネギが傷まないようにするためには、「①温度が高くない」「②風通しが良い」「③光が当たらない」場所に保存するのが鉄則です。
台所や玄関などの片隅にダンボールを置き、新聞紙にくるんだジャガイモやタマネギを詰め込んでいる人も多いのではないでしょうか? でも、それではせっかくなら、もっと機能的に、もっとオシャレに保存したいですよね。
100円ショップの台所用品コーナーには、野菜の保存用バッグが売られています。網状の手提げ袋のようなもの、エコバッグに似た形状のもの、そして厚手の不織布素材を使った袋や、「ジュート」と呼ばれる麻袋など。今回はジャガイモやタマネギの保存に最適な、不織布素材(写真下)と麻の袋(写真上)をそれぞれ買ってみました。
意外としっかりしていてビックリ!
不織布素材の方は、ベージュの優しい色合いのチェック柄に、ジャガイモとタマネギのイラストがそれぞれ書かれていて可愛らしいです。
大きさは縦25cm×横20cmほど。中には7~9個のジャガイモやタマネギを入れることができました。生地は思ったよりもしっかりしていて丈夫。重さ1~2kgの野菜を入れられるようです。
目が細かいので中の土や皮が床に落ちる心配もありません。巾着袋仕様なので吊るして使うこともでき、見た目もチャーミングです。
麻の質感がすごく良い!
「JUTE(ジュート)ベジタブルストッカー」と書かれた袋は、縦30㎝×横25㎝のMサイズと、縦35㎝×横30㎝のLサイズの2種類。いずれも英字のプリントを施したオシャレなデザインです。
「JUTE(ジュート)」とは、黄麻のこと。通気性が良く遮光も抑えてくれます。ジャガイモの芽は蛍光灯の光でも成長するため、こうした袋に入れておくと安心です。また、麻なので丈夫な上、焼却しても有害物質は出ないので地球環境にも優しく、土に還る自然素材なのでサスティナブルな今の社会にもぴったり。ただし、生地の目が粗いのでジャガイモに付いた土が床に落ちるのは気になるところです。
オシャレに保存して美味しく食べる
必要な量を必要な分だけ購入し、早く使い切ることに越したことはありません。それでも、人からいただいたり、安売りで多めに買ったりしてしまうのは仕方のないこと。ジャガイモもタマネギも最適な状態で保存すれば、常温でも1カ月以上はもつといわれています。
工夫して且つおしゃれに保存して、最後まで美味しく食べてあげましょう。
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