なんでも簡単に、なんでも便利にできてしまう現代の生活ですが、あえて少しの時間と手間をかけて季節を感じることで、心と暮らしはもっと豊かになるはず。ここではそんな現代のライフスタイルに合わせた昔ながらの季節の楽しみかたを紹介していきます。みずみずしい緑の笹や願い事の書かれた短冊、色とりどりの七夕飾り。今回は7月7日(一部地方では8月7日)の七夕編です。
織姫、彦星、天の川・七夕の由来って?
七夕は、旧暦の7月7日に天の川の両橋にあるわし座のα星「アルタイル(彦星)」とことざのα星「ベガ(織姫)」が年に一度会えるという伝説をもとにした行事。
「星祭(ほしまつり)」や「織女祭(しゅくじょさい)」とも呼び、中国の伝統的な行事や古来からの日本の伝承などの要素が混じって現代まで受け継がれています。七夕祭りは7月7日に行うのが一般的ですが、北海道帯広市、宮城県仙台市、愛知県安城市、東京都杉並区の阿佐ヶ谷など、旧暦の8月初旬に七夕祭りを行う地域もあります。
華やかでかわいい七夕飾りを作る
七夕のこの時期は様々な地域のイベントなどで笹を配布していることが時々ありますが、それも本当にごく稀なこと。多くの人にとって笹は気軽に手に入るものではないですよね。
そこで、「笹がなくても七夕気分を味わいたい」という人のために、色とりどりの折り紙でできる素敵な七夕飾りをご紹介します。ぜひ一緒に作ってみましょう!
今回は華やかな色と形の「吹き流し」を作ります。材料は折り紙、ハサミ、のり、針と糸、セロハンテープ、あればクリップなど。
まずは吹き流しの上部の花飾りのパーツを作っていきます。
①通常のサイズの折り紙を4等分する
②4等分したものを半分に折る
③ぴらぴらしているほうを上にして、下部分を三角に折る
④さらに折り返す
⑤裏返して折り、
⑥図のような形にする
⑦⑥をさらに半分に折る
⑧ハサミで端を落とす
⑨開いたらパーツの完成
①〜⑨でこんな形の花パーツができあがります!これを4つ作り、1つはそのままで、残り3つは軽く半分に折って裏地の白が見えるようにしておきます。
糸と針で4つのパーツをいい感じにつなげていきます(のりや瞬間接着剤で貼り付けていく方法でも可)。糸の端は玉留めしたらセロテープを上から貼りつけて補強します。
小さい花ができました。ここまでの工程を色の違う折り紙で繰り返し、4つの花を作りましょう。同系色の折り紙で作ると大人っぽくシックに、色とりどりの折り紙で作るとポップな雰囲気になります。配色を考えながら作るのも楽しみのひとつですね。
4つの花をぬい合わせて形にし、花飾りの部分は完成です。暖色系でまとめてみました。
次は吹き流しの部分を作ります。
①折り紙を16等分(目安)し、折り線をしっかりとつけていく
②16等分したもの
③上部を3センチほど折る
④③の線まで切り込みを入れる
⑤全部切ると図のようになる
⑥16等分した折り目の通りにもう一度折り、上端を切り取る
⑦開くと図のような飾り切りになる
⑧裏地を見せるように折り返す
⑨好きな大きさの輪にして接着する
吹き流しができたら、好みの色の糸と針で花飾りと組み合わせて完成です!
(今回は暖色系の折り紙で吹き流しを作ったので、黄色の糸で合わせてみました)
少し手間のかかる飾りではありますが、見た目がとてもかわいく、お金をかけずに七夕気分が味わえるのでおすすめです。
一年に一度だけのロマンチックな星のお祭りにぴったりの華やかな七夕飾り、ぜひ作ってみてください!
(文・撮影 / 望月柚花)
マンション歳事記 七夕編 折り紙で作るカワイイ七夕飾り
なんでも簡単に、なんでも便利にできてしまう現代の生活ですが、あえて少しの時間と手間をかけて季節を感じることで、心と暮らしはもっと豊かになるはず。ここではそんな現代のライフスタイルに合わせた昔ながらの季節の楽しみかたを紹介していきます。みずみずしい緑の笹や願い事の書かれた短冊、色とりどりの七夕飾り。今回は7月7日(一部地方では8月7日)の七夕編です。
織姫、彦星、天の川・七夕の由来って?
七夕は、旧暦の7月7日に天の川の両橋にあるわし座のα星「アルタイル(彦星)」とことざのα星「ベガ(織姫)」が年に一度会えるという伝説をもとにした行事。
「星祭(ほしまつり)」や「織女祭(しゅくじょさい)」とも呼び、中国の伝統的な行事や古来からの日本の伝承などの要素が混じって現代まで受け継がれています。七夕祭りは7月7日に行うのが一般的ですが、北海道帯広市、宮城県仙台市、愛知県安城市、東京都杉並区の阿佐ヶ谷など、旧暦の8月初旬に七夕祭りを行う地域もあります。
華やかでかわいい七夕飾りを作る
七夕のこの時期は様々な地域のイベントなどで笹を配布していることが時々ありますが、それも本当にごく稀なこと。多くの人にとって笹は気軽に手に入るものではないですよね。
そこで、「笹がなくても七夕気分を味わいたい」という人のために、色とりどりの折り紙でできる素敵な七夕飾りをご紹介します。ぜひ一緒に作ってみましょう!
今回は華やかな色と形の「吹き流し」を作ります。材料は折り紙、ハサミ、のり、針と糸、セロハンテープ、あればクリップなど。
まずは吹き流しの上部の花飾りのパーツを作っていきます。
①通常のサイズの折り紙を4等分する
②4等分したものを半分に折る
③ぴらぴらしているほうを上にして、下部分を三角に折る
④さらに折り返す
⑤裏返して折り、
⑥図のような形にする
⑦⑥をさらに半分に折る
⑧ハサミで端を落とす
⑨開いたらパーツの完成
①〜⑨でこんな形の花パーツができあがります!これを4つ作り、1つはそのままで、残り3つは軽く半分に折って裏地の白が見えるようにしておきます。
糸と針で4つのパーツをいい感じにつなげていきます(のりや瞬間接着剤で貼り付けていく方法でも可)。糸の端は玉留めしたらセロテープを上から貼りつけて補強します。
小さい花ができました。ここまでの工程を色の違う折り紙で繰り返し、4つの花を作りましょう。同系色の折り紙で作ると大人っぽくシックに、色とりどりの折り紙で作るとポップな雰囲気になります。配色を考えながら作るのも楽しみのひとつですね。
4つの花をぬい合わせて形にし、花飾りの部分は完成です。暖色系でまとめてみました。
次は吹き流しの部分を作ります。
①折り紙を16等分(目安)し、折り線をしっかりとつけていく
②16等分したもの
③上部を3センチほど折る
④③の線まで切り込みを入れる
⑤全部切ると図のようになる
⑥16等分した折り目の通りにもう一度折り、上端を切り取る
⑦開くと図のような飾り切りになる
⑧裏地を見せるように折り返す
⑨好きな大きさの輪にして接着する
吹き流しができたら、好みの色の糸と針で花飾りと組み合わせて完成です!
(今回は暖色系の折り紙で吹き流しを作ったので、黄色の糸で合わせてみました)
少し手間のかかる飾りではありますが、見た目がとてもかわいく、お金をかけずに七夕気分が味わえるのでおすすめです。
一年に一度だけのロマンチックな星のお祭りにぴったりの華やかな七夕飾り、ぜひ作ってみてください!
(文・撮影 / 望月柚花)
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