2021.06.24

知らないと損する!補助金でマンション生活をより快適にする方法 第1回〜断熱リフォーム編その1〜

画像:Ushico / PIXTA(ピクスタ)

マンション暮らしでは、「夏は暑いし冬は寒いしで、エアコンが欠かせない」という方も多いかもしれません。しかし、居室の窓やドアを高断熱のものにすると一気に快適性がアップします。さらにはエアコンの使用頻度も減らせるため、光熱費も節約できるのです。

高価なイメージのある高断熱窓・ドアですが、補助金を導入している自治体もあります。ここではその一例として、東京都が行っている「家庭における熱の有効利用促進事業」について紹介します。

東京都「家庭における熱の有効利用促進事業」とは

家庭における熱の有効利用促進事業は、令和2年度〜3年度に都内の既存住宅が高断熱窓やドアに改修する場合に、その経費の一部を助成するものです。高断熱窓・ドアの導入を増やすことで家庭のエネルギー消費量を減らし、省エネによる環境保護につなげるために行われています。

助成額は費用の1/6までで、1住戸あたり窓は50万円まで、ドアは8万円までとなっています。助成対象者は住宅の所有者(またはリース事業者)で、戸建住宅、集合住宅の個人宅、集合住宅全体いずれも可能です。

集合住宅全体の場合は、管理組合の代表者が助成対象者になります。その場合、管理組合総会等で工事を行う意思決定が確認できる議案書などの提出が必要です。 個人が行う場合も、窓ガラスや外窓、ドアは共用部分に当たるので、管理規約等で個人の改修が認められている場合に助成の対象になります。なお、申請期間は令和4年3月31日までで、同年9月30日までに設置完了することとなっています。

助成の対象になる製品には条件がある

設置する窓・ドアを補助対象とするには以下の条件があります。

●窓・ガラスについて

①1つ以上の居室の全ての窓を高断熱窓にすること。1居室の全てを改修すれば、その他の部屋の窓は1枚のみの改修でも補助対象になります。

②使用する窓及びガラスは、以下のサイトに補助対象となる製品として登録されているものから選ぶこと。

→ 補助対象製品一覧1 補助対象製品一覧2

●ドアについて

①1つ以上の居室の全ての窓を高断熱窓にするのと併せて設置すること。ドア単体では補助の対象になりません。

②熱貫流率(熱の伝わりやすさを示す)が3.49 W/(㎡・K)以下(JISの断熱性の等級でH-3以上)のものを設置すること。この条件を満たしているなら、どの製品でも構いません。

申請から補助金を受けるまでの流れは?

家庭における熱の有効利用促進事業で補助金を申請する場合は、申請前に施工業者に見積もりを出してもらい、それを元に「交付申請書」を作成して、東京都環境公社 東京都地球温暖化防止活動推進センター(クール・ネット東京)に提出します。

審査によって助成金交付が決定したら「交付決定通知書」が出されるので、それから工事を始めます。工事完了後に改めて実際にかかった金額の審査を受け、確定した助成金を指定口座に入金してもらう手順になっています。

東京都の家庭における熱の有効利用促進事業の申請には様々な書類の提出が必要ですが、工事に慣れたリフォーム業者に、相談するのも良いかもしれません。業者を探すには、まず上記のサイトで使用したい窓を決めて、そのメーカーに紹介してもらうという手もあります。

高断熱窓・ドアへの改修に補助金が出る事業は、全国を対象にした国のものや市区町村で行われているものあり、併用も可能です。そこで次回は、国の事業について紹介します。

知らないと損する!補助金でマンション生活をより快適にする方法 第2回〜断熱リフォーム編その2〜は こちら

取材協力:東京都環境局

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