2021.09.15

マンション歳事記 十五夜編 栗ようかんで作るお月見大福

なんでも簡単に、なんでも便利にできてしまう現代の生活ですが、あえて少しの時間と手間をかけて季節を感じることで、心と暮らしはもっと豊かになるはず。ここではそんな現代のライフスタイルに合わせた昔ながらの季節の楽しみかたを紹介していきます。今回は9月21日の十五夜編です。

十五夜は15日ではない?

十五夜は旧暦の8月15日の夜のことを指します。今年の十五夜は9月21日

十五夜なのに15日ではないことには理由があり、現在の暦(新暦)と旧暦では1〜2ヶ月のずれがあるため、9月7日から10月8日の間の1日が十五夜とされるのです。

別称として「中秋の名月」がありますが、中秋とは秋の真ん中という意味で、つまり中秋の名月は「秋の真ん中に出る月」という意味でもあります。

そして十五夜というと満月を想像しがちですが、月の満ち欠けの周期と暦は違うため、十五夜の月が必ずしも満月であるとは限りません。

栗ようかんでお月見大福を作ってみた

今回は十五夜ということで、栗を月に見立てたスイーツを自作することにしました。

ですが数件のスーパーで栗の甘露煮を探したもののなかなか見つからず……。

仕方がないのでかわりに栗ようかんを買い、食べると栗の黄色が見えるお月見大福を作ることにします。

メインの材料は白玉粉と栗ようかん。他は砂糖、水、片栗粉です。

ちなみに私は大福の皮が白玉粉からできているとは知らず、いくつかのレシピを見て「そうなんだ!」と驚きました。

まずはひとつの大福にひとつの栗が入るように栗ようかんを切り分けていきます。切ったようかんはお皿にのせ、乾かないようふんわりサランラップをかけておきます。

次は大福の準備です。大福の皮がそこらじゅうにくっつかないよう、まな板に片栗粉を多めにしいておきます。

耐熱容器に白玉粉100g、グラニュー糖20g、水を150ccをいれ、ダマにならないようなめらかさが出るまでかき混ぜます。

完全に混ざったらラップをし、500wのレンジで3分ほど加熱。ここでは必ず耐熱容器を使用してくださいね!

水につけたヘラ(今回はしゃもじで代用しています)で全体を混ぜ、もう一度ラップをして500wのレンジで1分加熱。様子を見つつ、半透明になったらレンジから取り出します。サランラップをとるとふわっと餅米のにおい。白米とはまた違う、なんだか懐かしい気持ちになるにおいです。

加熱し終わった大福の皮は片栗粉を敷いておいたまな板に取り出します。このあと適当な大きさにちぎって伸ばしますが、加熱したばかりの大福の皮は熱いので火傷に注意してください!

適当にちぎった大福の皮を、最初に切っておいた栗ようかんをひとつが入るくらいのサイズに伸ばしてから包みます。

これで完成です!

半分に切ってみると、月に見立てた栗ようかんの栗が見えます。意外にも甘さは控えめ。つぶあんやこしあんにはない不思議な食感が楽しめます。

秋も深まる十五夜の夜、夏の残りの気配もすっかり消えた涼しい空気を味わいながら、美味しいお月見スイーツと共に綺麗な月を眺めてみませんか?

(文・写真 / 望月柚花)

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