2021.07.20

マンション歳事記 土用編 切り餅を使って土用餅を作る

なんでも簡単に、なんでも便利にできてしまう現代の生活ですが、あえて少しの時間と手間をかけて季節を感じることで、心と暮らしはもっと豊かになるはず。ここではそんな現代のライフスタイルに合わせた昔ながらの季節の楽しみかたを紹介していきます。今回は7月28日の土用の丑の日編。鰻以外の土用にちなんだ食べ物「土用餅」を作ります。

土用が年に4回あるって本当?

現在一般的に知られているのは夏の土用である「土用の丑の日」ですが、実は土用というのは年に4回ある雑節で、立夏・立秋・立冬・立春の直前の約18日間の季節の変わり目である期間をそう呼びます。

「土用の丑の日に鰻を食べると暑気にあてられない」ということから鰻を食べる風習が続いていますが、地域によっては瓜やうどんなど、「う」のつく物を食べるところもあるそうです。

土用に食べる「土用餅」を簡単なレシピで作る!

土用餅は土用に食べるあんころ餅のこと。

古くから厄除けの力があると信じられてきた小豆ですが、食べると無病息災がかなうとされ、餅をあんこで包んだ土用餅を土用の入りの日に食べる風習は江戸時代から続いているそうです。現在も土用の丑の日には和菓子屋などで販売されています。

本来であれば餅をついたり上新粉を使用しますが、今回は簡単なレシピで作りたいので切り餅を使った土用餅を作ってみます。

土用餅の材料は、切り餅、こしあん、砂糖です。

まず耐熱容器に餅と少しの水を入れ、きっちりとラップをして餅が柔らかくなるまでレンジにかけます。餅の多さにもよりますが、加熱時間の目安としては700Wで1〜1分半程度。

レンジから出したら容器内の水を捨てて、柔らかくなった餅に好みの量の砂糖を入れて練っていきます。最終的にこしあんで包むので、砂糖は少なめにするのがおすすめ。

練っている途中で餅が固まり始めてしまった場合はもう一度軽くレンジで加熱しましょう。

餅に砂糖が混ざったら、ラップをしいてその上に広げていきます。

粗熱がとれたら食べやすい大きさに手でちぎって分けます。

今回はやや大きめに作ってしまいかなり食べづらかったので、小さく分けるのがいいでしょう。特にお子さんや年配の方が食べる場合は、一口サイズ以下で作ってください。

ラップをしいた上にこしあんを薄く伸ばしていきます。

伸ばしたこしあんに先ほど小さく分けた餅をのせます。

あんこで餅を包みます。ラップをぎゅっとしぼって包む感じです。

あんこで餅を包んだらラップをはがして好きなように形を整え、土用餅の完成です!!

あたたかい緑茶とあわせていただくとより美味しいので、ぜひ試してみてください。

鰻だけだと思っていたらそうではなかった土用の丑の日。

昔に習って無病息災を願い、あんこたっぷりの土用餅を食べてみませんか?

「入梅編 簡単!おしゃれ梅シロップを作ってみよう」はこちら

「夏至編 ちいさな土鍋でタコ飯を炊く」はこちら

文・写真/望月柚花:1993年群馬県生まれ。高校中退から数年間のひきこもり、アルバイト、副業ライターを経て2020年よりフリーランスに。趣味は写真と読書、深夜のラーメン。

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